
プログラミングを学びたいと思っている人が増えています。
あなたもその一人だと思います。
でも、周りに教えてくれる人もいないし、どんなことから手を付けていいのか?
想像もつきません。
そんなときには、まずプログラミングの知識をつけるための情報が必要です。
体系的に学べて、情報の信頼性もある本の購入をおすすめします。
ネットで調べても、表面的な内容を紹介しているものばかりだし・・・
というように思っていませんか?
人によっては、
そこをわかっていないと本を選ぶことに苦労するよ
まず、プログラミングの全体像を理解するための本を選ぶといいよ
という声も聞こえてきます。確かに、
どんなことを知るために、この本が必要という本の選び方をしなければなりません。
本記事では、プログラミング自体の全体像を理解するために必要な本を3つのステップで紹介します。
まず、プログラミングを理解するために、どんな本が必要なのかを整理しておきます。
その次に、体験を通して3ステップでプログラミングを理解する本を3冊だけ紹介します。
そして最後に、初心者がプログラミング本を選ぶ5つの基準についてお伝えします。
この記事を読めば、プログラミンとは?と聞かれても、ちゃんと答えることができます。
そして、あなた自身がプログラミングで何をしたいかが見えてくるようになります。
目次
初心者がプログラミングを理解するために何が必要?
本を選ぶためには、目的をハッキリさせる必要がありあます。
そうでなければ、やみくもに本を選ぶことになります。
- プログラミングを体験する
- コードを書いてみる
- 体験してから、プログラミングの全体像を知る
その結果、プログラミングには何が必要なのかを体系的に理解することができます。
そうすることで、あなたがプログラミングで実現したい目的が見えてきます。
動きがわかるプログラミング言語でプログラミングを体験する
プログラミングを知らない人に、「プログラミングとは?」を言葉だけで説明することは難しいことです。
サッカーを知らない人に言葉で説明するより、まず身体を動かしてもらうのが一番早いです。
ということで、まず初心者の人はプログラミングを体験してみることが非常に大切です。
- すぐに取り組むことができる
- 視覚的に動くビジュアル言語を選択する
すぐに実行できて、形や動きで理解できるプログラミング言語を選択することが重要です。
自分の書いたプログラムが動くと面白いし、次もやってみようとなるので、挫折しにくくなります。
プログラムのコードを書いてみる
動きで理解できるプログラミング言語でプログラムを理解したら、今度はプログラムのコードを書いてみます。
ここでもやはり、体験を通して学びを取り入れる必要があります。
- すぐに取り組むことができる
- 書いたプログラムが、視覚的に動きで確認できる
なぜ、動きで確認できる言語を選択する必要があるのか?
プログラミングは、自分が書いたプログラムが正しく動いているかという確認が非常に重要になります。
繰り返し動きを確かめることが、試行錯誤することにつながりプログラミングの上達に欠かすことができません。
そのために、視覚的に動きが確認できるプログラミング言語が適していると言えるのです。
体験してから、プログラミングでできることの全体像を知る
自分がプログラミングを体験してみて、「プログラミングとは?」という本を読むと理解度が高くなります。
経験した人としない人では、理解度は当然異なります。
この状態で、あなたがプログラミングを学ぶことの意味や目的を見つけましょう!
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- 自分がプログラミングの技術を使って何がしたいのか?
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- 何を作ってどんなサービスや技術を提供したいのか?を考える
2.そしてプログラミングでやりたいことを見つける。
3.やりたいプログラミング言語を選択し専門的に学ぶ。
という流れを体験しよう!
体験を通して3ステップでプログラミングを理解する本3選
ステップ1.プログラミングを体験する
本を購入する目的
プログラミングを体験する
本の題名
プログラミングとアルゴリズムの基本
出版社
日経BP
学習の目安期間
5日間
本の内容
1・2章はScratchの操作方法
3章.変数と配列
4章.構造化プログラミング(順次・条件分岐・繰り返し)
5章.関数の使い方と役割
6章. 以降はアルゴリズム
おすすめポイント
・手軽にプログラミングを体験することができる
・ほぼすべてのプログラミング言語に共通する考え方を学ぶことができる。
・プログラミンを学習しながら理解を深めるために利用するのが良い。
まずは、3~5章を繰り返し学習し、3周以上繰り返しやってみよう!
ステップ2.プログラミングのコードを書いてみる
本を購入する目的
プログラミング言語で実際にコードを書いてプログラミングを知る
本の題名
Processingをはじめよう
出版社
オライリージャパン
学習の目安期間
学習の目安 5日間
本の内容
p.119の8.関数まででよい。余裕があれば、10.配列もやるとよい
おすすめポイント
・実際にコードをかいてプログラムを組んでみる
・実際にコードを書く。するとステップ1.で学習してきた内容の意味が、少しずつ理解できるようになる。
・知ったことを、知識として定着できるように手を動かしながらプログラミングを学ぶことができる。
Processing言語は、書いたコードが動くという嬉しい体験と、なぜかわからないけど動かないというエラーを同時に体験することができます。
そのことにより、変数や配列、構造化プログラミングや関数といったプログラミング言語に共通する知識がどんどん定着するようになっていきます。
ステップ3.プログラミングでできることの全体像を知る
本を購入する目的
プログラミングの実体験を通して「プログラミングとは何か?」を考えてきました、あなたなりの理解と、結局プログラミングってなに?という本での理解のギャップを埋めるため
本の題名
プログラミングを、はじめよう
出版社
インプレス
学習の目安期間
5日間
本の内容
・この本では、結局プログラミングってなに?というところと、プログラミングに共通する考え方を言語化して整理した本になります。
おすすめポイント
・プログラミングを体験していないと、読んでも、何を言っているのか?イマイチよく理解できないと箇所があるかもしれません。
・本の後半では、どんなプログラミング言語で何ができるかを紹介しています。
・ステップ1、2でプログラミンを体験した後に読むと理解しやすくなります。
初心者がプログラミング本を選ぶための5つの基準
本を購入する目的を明確にする
本を購入する前に、どんな知識を得るためにその本が必要なのかを考える。
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- 仕組みを理解したいのか? 仕組み、解説本
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- 考え方を学びたいのか? ノウハウ本
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- 実例が知りたいのか? コードを参考にしたい
選んだ本で、目的が達成できるのか?という視点で選びます。
1週間で実行できる薄い本を選ぶ
最後までやりきることで、自分への自信が持てるようになります。
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- 200ページ前後の本を選ぶ
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- 1週間以内で実行できる
本記事で紹介した3冊はすべて220ページ以内のものです。
(実行すべきページは150ページ以内)
図が多いものを選ぶ
文字ばかりであると退屈してすぐに飽きてしまいます。
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- 図があれば理解を助けてくれる
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- 説明する側も、すべてを言語化して説明するよりもはるかに理解してもらいやすい
インターネットでのレビューを確認する
本来ならば、内容を確認して本を購入するのがベストです。
しかし、そうばかりも言っていられない場合もあります。
そんな場合は、少なくともインターネットで本のレビューを確認しましょう。
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- たとえば、amazonであれば、星4つと星5つの合計が75%以上の評価がされている本
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- 評価が低い意見も必ず確認
(本の内容と関係のない評価によって低くなっている場合がある)
- 評価が低い意見も必ず確認
初版から5年以内のもの
プログラミングの環境は、日進月歩で技術が新しくなりその速度も速いのが現状です。
ここで問題になるのが、プログラミングの環境設定です。
古い本であれば、現在の環境設定の方法と相違が生じてしまう場合があります。
そうなると、なかなか前に進むことができなくなってしまうことがあります。
そういったことを避けるために初版を確認しましょう。
初心者は絶対避けよう!3つの特徴をもつ本
分厚い本は購入しない
あなたのやる気スイッチが一時的に入ると、分厚い本をいきなり購入してしまう人がいます。
極めようという気持ちが先走ってしまう気持ちは理解できます。
しかし、分厚い本を購入した結果、撃沈してプログラミングを挫折してしまう人を何人も見てきました。
〇〇言語の本を選ばない
既に作りたいものが明確な人以外は、はじめからプログラミング言語の専門書はお勧めしません。
プログラミングの全体像を知るための本を選んでほしい。
- プログラミングとはどんなものか?
- どんなことができるのか?
- 日常では、どんな場面で使用されているのか?
プログラミングの役割とは?を知ることができる本を選ぶ。
その中からあなたがやりたいことを見つけるための本を選ぶ。
これらの本を選ぶことにより、どの言語を使えば、自分のやりたいことが実現できそうなのか?を知る期間でもある。
サンプルや具体例が少ない本は選ばない
理論ばかりの解説書というスタンスの本もあります。
初心者は、そういった本を避けるべきです。
読者の理解を深めるためには、具体的な例やサンプルによって理解が深まるものです。
そういった本を選びましょう。
まとめ
プログラミング初心者がプログラミングを理解するために必要なことと必要な本を紹介しました。今回紹介した本以外でも、初心者が本を選ぶ上での基準を見てきました。
プログラミングは、はじめから難しいことをすると必ず挫折してしまいます。
いきなり大きな壁を超えることは大変です。
小さなハードルを1つひとつ越えていく積み重ねでプログラミングの技術を磨いていくことが、最終的には近道となります。
これからもコツコツとプログラミング技術を磨くための情報発信をしていきます。
それでは、まとめです。
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- プログラミングを理解するためには、体験してから全体像を知る順番が大事
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- 薄い本と時間を確保してプログラミングを体験し、できることを把握する
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- 本を選ぶ基準は目的を達成する薄い本を選び、図が多く、評判が良いものを選ぶ